ウルトラ・マックの青い空
さあ、外へ出よう! 超ウルトラ・マラソン・ランナーは今日も走る!
Flashカレンダー

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

FC2カウンター

プロフィール

ウルトラ・マック

Author:ウルトラ・マック
ウルトラ・マラソンってご存じですか?
フルマラソン以上の距離を走る競技。
長く走ることに魅せられて、行き着いた先は、スパルタスロンや、24時間走。
どこまで行くんだ~。
ウルトラ・マックは今日も走る。

氏名:ウルトラ・マック
現住所:千葉県柏市手賀沼の近く
所属:club MY☆STAR
職業:うーーん、○訳者
2007年さくら道ネイチャーラン優勝
2007年24時間走日本代表(個人6位、団体優勝)
2009年24時間走日本代表(個人7位、団体優勝)

自己ベスト:
ハーフ 1:20:03
フル 2:44:32
100km 7:45:58
24時間走 244.5km
250km 25h29m
スパルタ 26h55m19s

2017年の予定:
1月29日:勝田フル
2月5日:守谷ハーフマラソン
3月19日:板橋Cityマラソン(フル)
3月26日:佐倉朝日健康マラソン(フル)
4月22日:さくら道国際ネイチャーラン(250km)

メール: makoto_245.3@kzf.biglobe.ne.jp(ここをクリック)

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

QRコード

QRコード

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

静養宣言
手賀沼エコマラソンでで痛めた左脚のハム。

普通に椅子に座っていても、ハムが圧迫されると痛いです。困るのは、便座に座るとき。左側だけ身体を浮かせないと、ズキズキ。

怪我はするものじゃないですね。手賀沼ハーフ直後は、怪我の一歩手前だと思っていましたが、ここまで痛みが長引くようだと、怪我そのものですね。

週末に成田POPのハーフマラソンがあるのですが、それまでは完全休養にし、レースはぶっつけ本番のファンラン、またはDNSにします。

ごくごく一部の人から、「マック~、歳だよ」と言われましたが、そうなんですか?彼の理論によると、僕は今年がピークらしいので、あとは衰退するだけ。

今思い返してみても、短いピークだったな~。

さて、以前紹介した朝比奈さんという女医さん(過去ブログを参照)、ブログを始めちゃいました。そのタイトルも

走る女医は今日も行く

いやーー、走る女性はパワフルです。これからも仕事して、走って、ブログ書いてください。

がんばる人たちの報告を長めながら、僕はプチ隠居生活に入ります。
スポンサーサイト
言訳無用(手賀沼ハーフ報告)
スパルタ完走された鈴木さんですよね~

何度も途中声をかけられて、さーーーっと、追い抜かれました。

マック~、がんばれ、何やってるんだ~

コース脇の応援に応えますが、正直、かっこわるいところを見せてしまったなと、赤面ものです。

そう。
手賀沼ハーフは、見事に失敗しました。

ロケットスタートする予定でしたが、あまり調子が上がっていなかったので、周りのペースに惑わされることなく、キロ3分50秒で入りました。ここまではいい感じ~。

でも、すでに左脚のハムストリングが張っていました。何かおかしい。温まっていないのか(-o-;)

2kmを7分47秒で通過。この1kmはかなり落ちているが、少し脚も温まってきたので、これから、これから。

そして、徐々にペースを上げるも、きた、きた、きた~。危ない感じ。ハムが悲鳴を上げています。

実質的に、ここで、自分のレースは終了。あとはジョグでつないで、完走狙いに切り替えました。

1時間54分03秒。← 24時間走の途中計時の方がましだったりします。

あとで知り合いのナベちゃんによると、
マックさんが序盤良いペースだったので、ついていこうとしたんですが、途中ふっとペースが落ちていなくなってしまいました。どうしたんですか??

やはり、地元だと、下手なレースはできないみたいですね。誰かがどこかで見ています。

今回は「言訳無用」

来年、がんばります。

さて、異常が生じたハムですが、今朝起きてもまだ痛みが残っているので、肉離れ一歩手前(あるいは軽い肉離れ)ですかね。しばらくはおとなしく静養します。

スパルタスロン後、この手賀沼ハーフへの切り替えが、年々厳しくなっていくような感じがするのは、気のせいでしょうか。だんだん、両レースとも自分の記録が上がっているので、スパルタ後の気の抜けた自分には、手賀沼のべスト更新は、今後ともかなり高いハードルになりそうです。

でも、「やめられない、とまらない」

来年も、懲りずに、がんばります。

報告のアップが半日遅れましたが、なにせ、レース後、延々と会場で飲んでましたので、ご勘弁を。タイムは低下してますが、体重は着実に増えてます。

マック~、少し太ったね。顔見るとわかるよ」(by トシ)
これかな、今回の一番の敗因は(あれーー、言い訳してるじゃん)。

昨日の走行距離:21km
今月の走行距離:215km


明日は手賀沼
自宅から1.5kmという、唯一徒歩で参加できるハーフの大会。

手賀沼エコマラソン

何で人気があるんだろう。地元民にはちんぷんかんぷんです(地元歴まだ5年だけど)。

特に景色がいい訳でもないし、レースのカテゴリがハーフだけとバリエーションはないし、会場は混雑するし。

日本で一番汚い沼という「売り」も、トップの座を明け渡したために、かすんでしまいました(汚名返上したんだから良しとしますか)。手賀沼、印旛沼など、千葉県の湖沼は汚染度が全国有数なんですよ。だから「エコ」マラソンで水質改善をうたっているわけなんですが。

それなのに、あー、それなのに、応募締め切り日を前に定員オーバーになります。MY☆STARの仲間が適当なハーフを探していたのでお薦めしたのですが、そのときにはすでに締め切ってました(涙)。

やっぱり、人気がある理由は、

僕が出るからですか??
(突っ込み無用)

明日は台風も過ぎて、秋晴れになりそう。雨がかなり降ったので、コース上はともかく、会場はどろんこになる可能性大です。

参加するみなさん、覚悟しておいてくださいね。

自分の調子はというと、正直、あまり仕上がってません。直前の皇居練の最終周のラップを比較すると、昨年は18分0秒で、今年は19分3秒です。。風邪をひいたのが痛いです(痛たたたっ)。でも、地元のお祭りみたいなものですから、先頭ブロックからロケットスタートします。がんばるぞ~。

金、土は、完全休養日です。雨だしね。

モチベーション
昨日は MY☆STAR の皇居練の日。

改めて思ったのは、モチベーションが大事ということ。よくも悪くも、「気持ち」なんですよね。

今回は一般参加も多く、Aチームはレベルが高かったです。一般参加の川崎さん、なんとフルが2時間20分台です。「体重が増えたんで、今はダメですよ~」と言いながら、見事な走りを見せてくれました。

そして、今回初参加の MY☆STAR の若手ホープ、マツタケ君(彼のHPはここ)。彼のフルのタイムは2時間30分前半。デジカメ持って、2時間40分を切ってしまうすごいランナー。まだまだ登り調子。

この両名を迎えて、闘争心を燃やしたのが、我らが「ゆうじ」と「にし君」。この2人、2周目に設定タイプ21分のところを、19分50秒くらいで引っ張ったかと思うと(ほんと、理性がない2人)、3周目開始とともに、半蔵門からの下りでピューーーーーっと、いなくなりました(あーー、いっちゃった~)。

ゆうじは、16分55秒の自己ベストで終了したとか。今まで、いかに「ちんたら」走っていたかってことですかね。まあ、自分なんかでは彼の潜在能力を引き出せなかったということでもありますが。やはり、モチベーションの違いでしょうか。そうそう、彼の今回の下半身のウエアは、「ナイス」でした。画像でお見せできないのが残念です。彼の勝負パンツになることを祈ってます。

続いて、川崎さん、マツタケ君が17分台で続き、にし君は、途中疲れて17分台を出せず(飛ばしすぎだね)。

僕はというと、この4名についていったら潰されるのでマイペースの走り。風邪は治ったものの、久しぶりのマジ走りで、やはり心拍系の負荷がきつかったです。中間点の大手門を過ぎるころから、ペースダウン。2周目からあえぎ状態に突入していた「あおぐ」さんにも最後あおられて、フラフラになりながら、19分03秒でフィニッシュ。18分台すら出せませんでした。最後、あおぐさんの檄がなければ、もっと遅かったかもしれません。あおぐさんが静かに走っていれば、最後まくられたかもしれないですね。あの「声」で、少しだけエンジンがかかりました。あおぐさんは、大手門辺りから自分を目標に追い上げたそうで、うまく目標にされたみたいです。次回は、あおぐさんをぶっちぎって、にし君を食ってやりますよ(願望)。

もう1人、一般参加の中山さんを加えて、Aチーム6名、レベルが高くておもしろかったです。週1回のバトル・タイム、続けていきたいです。

ただ、週末の手賀沼ハーフで目指していた1時間20分切りは、限りなくピンチです。どーするよ~。

昨日の走行距離:15km
今月の走行距離:181km
2つの贈り物
昨日、スパルタスロン関係の贈り物が2つ我が家に届きました。

1つ目は、スパルタ初完走した、柏市在住のアン坊主さんから。

アン坊主さんから


彼とは、手賀沼の周囲で何度か合ったあと、1年前の越後くびき野100kmなどで一緒になっています。あまり大した情報を送っていないのですが、「スパルタで完走できたのもマックの前情報があってこそ」らしくて、日常でも使えるペットボトルを贈ってくれました。

「ビールじゃないよ」と釘を差されているので、焼酎でも入れて飲みたいと思います(ダメですか?)

アン坊主さん、ありがとうございました。
ところで、自分のスパルタ完走記では、アン坊主さんの激走の模様が十分にお伝えできませんでした(最初の数10kmしか併走していなかったので)。詳しく知りたいという方は(いるのか~?)、デッシーのHP「でっしーのスパルタスロン挑戦記」を見てください。

2つ目です。

残念ながら昨年に続いてリタイアとなった、福井の松井さん(SHO)さんから、「SPARTA通信」が届きました。これは、不定期にSHOさんが送ってくれている、SHOさんのランニング情報です。今回は見開き4ページの漫画バージョンです。


SPARTA通信



昨年は73kmでリタイア、今年は112kmでリタイア。「夢は'08へ続く」で締めくくられていました。

きっと、来年は完走ですよ。SHOさん!

昨日は寝不足でぼーっとしてたため、ジムでお茶を濁しました。

昨日の走行距離:6km
今月の走行距離:166km
今月の目標の400kmには、遠く及ばず。

復活
水曜、木曜と、風邪でランを完全休養しました。ブログも、書くことが何もないのでお休みでした(要するに怠けました)。

今回は風邪の初期兆候段階で、早めに休みを取り入れたのがよかったみたいです。金曜から復活しています。やっぱり、スパルタ後、あまり間をおかないで慣れないスピード練習やったので、疲れが溜まっていたみたいです。

風邪で2日間休んだ間に、いい具合に疲労もとれていました。結果オーライです。風邪をひいていなかったら、さらに疲れをため込んでいたはずです。ときには、立ち止まることも必要かな。

金曜日:ジムでステップ1本のみ。身体が軽い。

土曜日:午後から皇居で、岩本さんが講師を務めるランニングセミナーに MY☆STAR として協力。ペーサー(5km 23、22、21分のビルドアップ)を担当しました。いつも夜やっている練習も、昼に走ると風景が一変します。抑えて走ったつもりが、1周目、22分10秒。50秒も早かったです。ペーサー失格だ~。第1グループのみなさん、失礼しました。次回は、ちゃんとやります。

夜はジム仲間と、暴飲しました(-_-;)。

本日:出遅れました。これから走りにいってきます。


さて、残念なことに、日本山岳耐久レース(ハセツネカップ)で滑落により死者が出たみたいですね。亡くなられた方は、自分と同じ年だそうです。ご冥福をお祈りします。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071021i302.htm?from=main3

昨日の走行距離:15km
今月の走行距離:137km
喉が痛いかも
さすがに昨日は寒かったですね。

仕事の合間に13km走りましたが、途中で少しハムに違和感が生じそうになりました。寒くなるとハムが不調になるのは、毎年のことです。気をつけないといけないですね。自分を守るのは自分。そろそろ、ロングタイツの出番か(CWXですよ~)。

そして、午後からは喉も痛くなりました。
夜のジムでのレギュラー(上級)のあと、大事をとって、予定のトレッドミルをそそくさと切り上げました。

風邪には気をつけましょうね。
とりあえず、今日は、様子見です。まだ喉が少し変かな。

昨日の走行距離:17km
今月の走行距離:119km
回想録
2007年さくら道国際ネイチャーランの回想録が届きました。

回想録


来年は15回大会です。とりあえず申し込んであるので、走らせてもらえたら、また兼六園目指して夜を徹して楽しく走ります。

参加者の回想文と、新聞記事のスクラップ、各種データなどが載っていて、おもしろかった~。
いろんな新聞記事に自分が載っていたみたいで、やはり、うれしいです。

昨日の走行距離:13km
今月の走行距離:102km(←少な~)

土曜日の夕方、

MY☆STAR の「スパルタスロン07 お疲れ様会」に参加しました。

今年のスパルタスロン参加者と応援者、および日本残留部隊とゲストが20名以上参加して、盛況でした。

お酒が入ると(いや、入らなくても)、ランニング好きのコアな人たちなんで、ほんといろんな話が聞けておもしろかったです。

ゲストのみなさん、ご参加ありがとうございました。また機会を見つけては飲みましょう。

これで、またまたモチベーションがアップしました。さっさと、今年の残りの目標を達成しなければ!!

途中、最寄りの東京駅に仲間を迎えにいって、道を間違えて、いつの間にか有楽町に着いたり、帰宅電車の方向を間違えて逆側の終点で目が覚めたり、今回も自分なりのドラマがありました(こんなドラマはいらない)。

今週から、少しお酒を控えて、すこしずつ、短距離レースモードに突入したいと思います。手賀沼ハーフまで、あと2週間。

言訳無用」です。
↑↑↑↑↑
これ、今年のスパルタスロン応援フラグ(寄せ書きに)、100kmの日本代表になったことがある「きりぎりす」さんが書いてくれた言葉。今年の MY☆STAR の隠れ流行語大賞でしょうか。

昨日の日曜は、昼に寝て、夜から朝にかけて仕事という変速パターンだったので、ランニングは完全にお休みでした。

体重増加?
今週から始めた復帰トレーニング。

週の中頃にはかなり疲労が溜まりましたが、かなり身体も慣れてきたようです。

昨日は魔が差して、昼休みに檄走。13kmのラン中に、500mの流しを2本(1分50秒)入れ、後半 5km を全力~~、のはずが、途中で息が上がってビルドダウン。

おかげで、午後は疲労で仕事になりませんでした。

夜はジムでステップ・アドバンス(上級)と、トレッドミル走(max 15km/h までのビルドアップ)。

これだけ走っても、日々体重が増加する不思議。つくばでサブ2時間45分サブ60kg達成のはずが、今や65kg。日々、お腹がぽっちゃりしてくるのがわかります。

今までは、ウルトラペースでのジョギングだったので、いい具合に脂肪燃焼できてたんでしょうか。比較的短い距離で心拍を上げるトレーニングは、食欲だけ進んで、減量中の身にはつらい。

まじめにダイエットするか~。
でも、今日は夕方から MY☆STAR の飲み会です。ダイエットは明日からだ~。

昨日の走行距離:20km
今日の走行距離:8km
今月の走行距離:81km

皇居練(10/10)
昨日は銭湯の日(10月10日で「せんとう」)。
半蔵門の銭湯バンドゥーシュでは、記念タオルを配っていました。もちろん、ランナーでごった返しています。

恒例の MY☆STAR の練習会。一般参加の方も含めて、活気がありました。A~D までのチームを結成。

A:24、23、フリー
B:26、25、24分
C:28、27、26分
D:30、29、28分

僕はAチームに参加です。スパルタの疲れはほとんどとれましたが、やはりスピード練習をしていないので、すぐに息が上がり、汗をかきます。

ペーサー、あおぐさんの後について、Let's Go!

1周目:23分半
2周目:21分半

すでに前後にばらけています。毎度のことながら、身体が慣れない2周目までが、けっこうキツイです。

そして、
3周目:19分38秒

ふーー、なんとか20分切り達成です。

今月末の手賀沼ハーフで目標の1時間20分を切るためには、19分イーブンが最低条件。まだまだかな。

さて、今回Aチームに女性から唯一参加したみちさん、途中「おぇー、おぇー」ともがき声をあげながら、がんばっていました。東京国際女子に向けてがんばれ~。

その、みちさん、自分が練習後、ほっとして、交差点で「ふぁーーー」と伸びているときに、声をかけてきました。

「おやじくさいね」

(`Δ´)なんだとー!
(おやじじゃない、おやじじゃない、おやじじゃない)

モチベーションがアップした来週は、19分切りを目指します。

昨日の走行距離:15km
今月の走行距離:43km
アン坊主さん
この 3 連休は、田舎にいってダラダラ過ごす予定でしたが、

姪っ子が泊まりにきていて、お相手をさせられ、ほとんどゆっくりできませんでした。

まあ、たらふく食べて、飲んできたので、内臓は完全復活でしょうか。

さて、スパルタスロンに参加した、マイ地元のアン坊主さん(安藤さん)、スパルタスロンを走っているときに、「アン坊主さんですか?」と話しかけられたことがあったそうです。このブログを見た参加者の方でしょうかね。

いよいよ、アン坊主さんも全国区ですか?(恐ろしや~)

そのアン坊主さんから、「なじみのアートスポーツのブログに載ったよ」というメールがきました。彼のスパルタにかける思いは、7~8 年前になるんですね。

http://artshibuya.exblog.jp/d2007-10-07

彼が腰の辺りに持っている、怪しげなオレンジ色のプレート。
これが、今回の完走記念品です。着ている白のシャツは、完走Tシャツ(参加賞はポロシャツでしたが、完走賞はTシャツです)。メダルはもちろん、完走メダル。

お疲れさまでした~。アン坊主さーーん。

昨日の走行距離:10km(手賀沼へ向けて始動)
今月の走行距離:13km

2007スパルタスロン(その4)
■アテネへ

レース後は、一睡もせずに仲間の、そしてそれ以外のランナーの応援です。次々に笑顔でゴールするフィニッシャーたち。みな、足下がおぼつかないながらも、前進で喜びを表し、レオニダスに抱きつき、キスをし、雄叫びをあげます。

その一方で、残念ながら途中でリタイアし、早めにスパルタ入りした選手たち。彼らの胸の内を推し量ることはできませんが、きっと、この悔しさがバネになって、来年、または再来年、きっと自分たちの脚で、このレオニダスの足下まで、たどり着くことでしょう。来年のスパルタまで、もう1年ないんですよね。早いものだ。

MY☆STAR 勢では、30時間切りが4人でした(7位、8位、10位、13位)です。日本人トップに岩本さんが入り、マツタケ君が追い上げを見せました。

石田君が初挑戦でみごと完走。里奈さんは、きっちり連続完走です。すばらしい。おめでとうございます。

その夜は、スパルタで表彰式です。広場の真ん中に市民らが集まり、完走者が壇上に座りました。男女上位3名ずつに、花束や記念品が渡されます。花火も上がり、なかなかにぎやかでしたが、僕は、壇上で少しうとうとしてしまいました。すみません、関係者のみなさん。眠たかったんですよ。

翌日はスパルタ市長開催のランチに出席です。まあ、いろいろと段取りが悪かったので、慣れてないランナーの方にはストレスが溜まったかもしれません。バスの運行、スペシャルのゴミの山、入りきらないランチ会場などなど。これに懲りずに、また参加してくださいね。

アテネに戻った夜は、サポーター間庭さんのお友達を囲んで、アテネ市街でディナーです。もっとも、スパルタからのバスが遅れ、かなり開始が遅れました。さすが、ギリシャ市民のお友達のみなさん。悠然と待っていてくれて、歓待してくれました。ありがとうございます。楽しいひとときでした。

■アワード

だいぶ疲れもとれた月曜日、夜のアワードまでまだ時間があるので、朝から、石田君、良一さん、西君らと、エーゲ海の島に行きました。ピレウスという港から高速船で40分くらいです。

けっこうスパルタランナーが島にいました。ピスタチをつまみながら、島名物のタコ/イカ料理でランチです。焼きタコがおいしかった~。

さあ、夜はアワードです。シンタグマとオモニアの間にあるホテルへチャーターバスで移動です。

アワードでは、そこここで、記念撮影です。

アワード


そして、完走者が一人一人名前を呼ばれて、メダルと記録章/記念写真をもらいます。

メダル授与


笑顔


優勝者のスコットと3位のヌネスを交えてパチリ。

スコットとヌネスを交えて


今回はバイキングの料理もたっぷりあり、レースごとは思えないほど食べることができました。ワインで、何回も「ヤーマス」(乾杯)しました。楽しい夜のひととき。これだから、スパルタはやめられない。

帰りのフライトは、午後のオーストリア航空です。ウィーン、北京と経由して、成田着は 10/3 の夜7時。無事にスパルタスロンの旅、終了です。帰ってまずやったこと、それは、ラーメン屋に直行して、ラーメンをズルズル。これだよね~。当然、チャーハンも餃子も、ビールもつけました。ヤーマス。

(了)
2007スパルタスロン(その3)
■サンガス→テゲア

下り道は、自分にとっては登り以上の難所です。

砂利に脚をとられて、いつもへっぴり腰でよたよたと下っていきます。ただ、今回はいつもより土の露出部分が多いような感じがしました。比較的小走りで下ることができ、その分、体力も使いませんでした。体力も少し戻ったかな。

エイドをいくつか過ぎ、やがて、ネスタニに到着です。
間庭さん待っていました。さあ、あと 70km と少し。順位は変わらず、総合7位。

★ネスタニ 172km:18時間30分(7 位)

ここからは傾斜も緩やかになり、かっ飛ばせる区間です。ただし、「元気ならば」という条件が付きます。実は、自分が元気かどうかもわからなくなっています。たぶん、今、このペースで走れるから、元気なんだろうなと思いますが、これが「まやかし」だったりします。そう、あとで、しっぺ返しがくるんですね。

とりあえず、キロ 6 分弱程度を維持しながら進みます。ネスタニで夜の1時半。まだまだ気温が低下します。ネスタニにウィンドブレーカーを置いていたのですが、動けているし、身体から湯気を発している状態だったので、ウィンドブレーカーを取りませんでした。ロングシャツの上に、ノースリーブのシャツを着ていて、下はロングタイツ。そんな装備です。

180km の手前から、きた~、きた~、ついに、きました。いきなり、胃のむかつきが復活です。吐きたいという感覚でなく、胃が揺れると気持ち悪いという状態です。とりあえず胃薬を飲んで、ペースを落とし、ようすを見ましたが、ダメです。完全に脚が止まりました。口の中に指を突っ込んで無理矢理吐こうかなと思いましたが、それによる体力低下も心配だったし、食べ物にあたって吐き気がするという感覚でもなかったです。

真夜中の寒い時間帯です。歩いているうちに、上半身が冷えてきました。おそらく 10℃を切っているでしょう。例年なら 5℃くらいまで下がるはずですが、そうなると、ウィンドブレーカーを着ていない今の状態では、かなり危険です。両肩を手でさすり、背中を丸めて、身体を振って少しでも熱を生み出しながら歩いていきます。

いかん、歩いているうちに、眠気まで襲ってきた~。
蛇行している自分がわかるよ~。

次のエイドでは、あったかい飲み物をとろう。
コーヒー、胃が受け付けるかな~??

ほんと、いろんなことを考えました。夜さえ明ければ、太陽が昇って暖かくなりさえすれば、この弱気から解放されるはず。リタイアだけはしたくない。まだ、7 位。がんばるしかないです。

やがて、後ろから聞こえてくる足音。自分をかわしかけたランナーが声をかけました。「あれーー、鈴木さん?」

兵庫の西村君です。彼はリタイアなしの 10 回連続完走という記録の持ち主で、24 時間走 240km オーバーの実力者です。元気そうだったので、先に行ってもらいました。

もう、なりふり構わず道の中央にはみ出すように蛇行しています。そのうち、少し胃が治まってきました。寒気が耐え難くなってきたので、小走りを交えて、熱を生み出します。

やがて、またランナーの足音です。今度は MY☆STAR の岩本さんでした。「あーー、マックーー!」

岩本さんはまだ元気そうでした。たぶん序盤から抑えていたんだろうと思います(その作戦がほんとは正解なんですよね)。そのすぐあとに、これも実力者の中島さんが続きました。やはり、このレベルの日本人は強いです。

続けざまに抜かれたおかげで、精神的に喝が入りました。ゆっくりではありますが、走りを維持することができるようになりました。ウルトラマラソンは、やはり、精神的な面が大きいですね。少しだけですが、ゴールする自分ををイメージすることができるようになりました。残りを歩いても大丈夫。走り続ければ、30 時間を切ることも可能。やるぞ~。

まだ暗いうちに、テゲア到着。順位不明。

★テゲア 195km:22時間56分(??位)

■テゲア→スパルタ

テゲアまでの平坦な道を過ぎると、200km 手前からアップダウンが続きます。西村君がテゲアで休んでいたらしくて、気がついたら自分が先行していました。彼とは、しばらくの間前後しながら進みます。

やがて、アップダウンに入りました。まだ陽は昇っていません。暑い時間帯にここにさしかかると、本当に、

「生きているのが嫌になります。」

暗いうちにある程度この登りをクリアすることができれば、かなり楽です。胃も復活したようです。この調子なら、最後まで止まらずに行けそう。

夜が明けると、背後から、ひたひたと、MY☆STAR の良一さんがやってきました。8 月終盤から、毎週のように丹沢に走りに行っていた良一さん、さすがにアップダウンでも快調そうです。ついていこうとしましたが、あきらめました。マイペースで行きます。さらに、ネメアで大きく崩れたはずのマツタケ君も快調に迫ってきました。自分がエイドで休憩している間に、あっという間にかわされました。

マツタケ君にかわされた



これまで、自分の前方にいる日本人は、大滝さん(実はこの時点でリタイアしていたが、自分は知らない)、中島さん、そして、MY☆STAR の 3 名(岩本さん、良一さん、マツタケ君)です。

気を取り直して、まだ 40 キロ近く残っているので、そのうちの何人かを食うつもりで走りました。いかつい格好のポーランド人が自分をかわして前に出ましたが、彼が良いペースメーカーになってくれました。彼に密着することなく、視野にとらえながら追いかけるうちに、自分の走りがよみがえってきます。ただ、彼は下りは速いものの、登りが遅いので、登りで追い抜いては、下りで抜かれるということの繰り返しでした。

胃がやられているものの、なんとか補給だけはできています。ゼリーなどの流動系がメイン。暑いので、多めに水分をとらないとすぐに脱水になりそうです。

★モニュメント 222.5km:27時間8分(??位)

モニュメントを過ぎて、しばらく長い、うんざりした上り坂が続きます。ここで、歩いているポーランド人をかなり突き放しました。あとは、下るだけ。なんとかキロ 6 分を維持すれば、余裕で 30 時間切りです。

ところが、このポーランド人は、下りになってペースアップ。淡々と走り、給水もそれほど取りません。やけに、ぴんぴんしています。そのうちに、後ろからもう一人、日本人ランナーが迫ってきました。過去、スパルタで 25 時間台を出している、超実力者の熊坂さんです。しばらく、3 人で前後するように走りました。

71 番目のチェックポイントで自分がスペシャルを補給している間に、この 2 人に一気に離されました。ここまできたら、慌てないで、マイペース、マイペース。右に大きなカーブを切り、5.2km という長い区間を走れば、もうそこはスパルタの町中です。

その 5.2km の区間にさしかかるエイドでは、何も言わなくても水のボトルを手渡してくれました。さすがにこの暑さでは、ボトルがないと、途中しんどいです。

5.2km のロング区間。緩やかな下りの傾斜にまかせて、スパルタの町を目指します。今年のスパルタもいろんなことがありました。アテネを出発したのが、遠い昔の出来事のようです。ネメアの前で歩きが入り、サンガス前で歩き、テゲア前で本格的に潰れました。それなのに、今自分はしっかり走れています。こんなに潰れても、30 時間切り目前。走り方を間違わなければ、もっと上にいけたってこと??それとも、このタイムは自分の実力??練習方法は間違っていなかった??

とにかくいろんなことを考えました。

ただ一つ、今回も誇れるものがあるとしたら、7 回連続完走を達成するであろうこと。これが、自分の唯一の勲章かな。

やがて、最終エイドが見えてきました。ポーランド人がいます。200m くらいの差があるでしょうか。こちらを気にしながらゆっくり走っています。

1 つカーブを右に折れ、もう 1 つ右に曲がると、そこはレオ二ダス像に続く、最後の直線。

子供達を引き連れて、最後の走りです。沿道の声援。建物のテラスからの声援。そして、すでにゴールしたランナーやリタイアしたランナーからの声援を浴びます。

ゴール前



岩本さんがいました。「お疲れ~マックーー」

そして、最後の段差を登って、レオニダスの足下へ。両手をさしのべて、しばらく間をおき、気持ちを整え、そして口づけ。

★スパルタ 245.3km:29時間47分

総合13位(日本人5位、MY☆STAR 4位)

これが今回の自分の成績です。2 日目の気温は 37℃にまで上がったそうです。僕がゴールしたのは午後 1 時前ですが、一番暑い 2~4 時の時間帯を走り続けたランナーにとっては、完走という言葉がひときわ重みを増す、そんな大会だったと思います。完走したランナーも、途中でリタイアされたランナーもお疲れさまでした。

制限時間ぎりぎりになっても歯を食いしばってゴールするランナーを見て、今回も胸が熱くなりました。自分ももう少しがんばれたんではないか、そういう思いです。まだまだ、やり残したことはあります。

「欲しくば、取りに来い」

レオニダスが我々に残した言葉です。

2007スパルタスロン(その2)
■アテネ市内→コリントス

市内はすでに渋滞中。その渋滞を遮るように、警官が交通整理をしています。クラクションが盛んに鳴って、うるさいくらい。近くのクラクションはランナーに対する声援のようですが、遠くのクラクションは、やはり苛立ちでしょう。ギリシャ人は意外とせっかちですね。

スタート直後


しばらくして安藤(アン坊主)さんと一緒になりました。このあと 2~30km ほど併走します。前後に外人の女性ランナーが何名がいました。その中の1人、ブラジルから参加の女性ランナーは、セパレートのユニフォームで、下は食い込むようなブルマです。もちろん、すらりとしたナイスバディ。でも、どう考えても 246km 走れるような走り方ではありません。100km までのランナーかなと思っていたら、(レース後聞いた話によると)まさにそのとおりだったとか。エイドで彼女がマッサージをお願いしたときに、大勢の男性がマッサージを志願し、運悪く外れた男性はそのままマッサージを見ていたとか。まあ、国際レースなんで、いろんなランナーがいますし、エイドの男性の反応も予想どおり。

さて、40km 地点を 3 時間半強で通過。予定より若干遅めです。去年より、疲労は少ないでしょうか?今のところ、風もあって、すごしやすい感じがします。しばらく前に安藤さんと離れ、一人旅です。MY☆STAR 勢では、はるか前方でマツタケ君が快調に飛ばしているはずです。亀井さんもトレードマークの赤いロングシャツを着て、例年どおり果敢に攻めています。自分は境君の少しあと、MY☆STAR 4 番手のようです。

その境君、おそらく普通に走ったら、マツタケ君と並んで上位をぶっ飛ばしているはずなんですが、今年はかなり抑えています。このブログでも紹介しているように、「豆乳王子」として夢の島24時間走で 258km を叩き出した彼は、一皮むけた(少しだけ学習した)ようで、イーブンペースを心がけているようです。しばらく彼の背中を視野に入れながら進みます。

境君はところどころペースアップする区間もあるようですが、全体的に見て、やはり自分と同じ、コリントス7時間半前後が目安と聞いています。自分だけだと、ペースにムラが出ることもありますが、同ペースの他のランナーがいると、うまくムラが調整されて、イーブンに近くなるような感じがします。昨年すこしヘタレたこの海岸沿いの道を、今年はかなりいい感じで走ることができました。

今年の補給計画は、とにかく、塩、塩、塩です。2 時間おきに味噌(インスタント味噌汁)、アミノバイタル、メダリストをとり、補助として普通の塩も時々舐めました。40km 地点で出されるおにぎりを、今回は 1 個しかとりませんでしたが、その分、こまめに果物やパンのかけらを口にしました。補給も順調。

午後になって暑さが厳しくなってきました。各エイドで水、コーラ、果物をとり、バケツからスポンジに浸した水を身体にかけます。かなりの動作を必要としますが、まだまだ身体が機敏にうごいているので、それほどのロスにはなりません。それにもしても、雲一つない青空。少し恨めしくなります。

やがて広島の藤本さんを抜き、亀井さんを抜き、70km くらいでしょうか、同室の斉藤さん(デッシー)をかわしました。ずーっと境君と併走しています。

道ばたの日陰に小さなテーブルがセットされ、その上によく冷えたペットボトルが何本か置かれていました。私設エイドのようです。遠慮なく 1 本いただきました。境君も 1 本取ったようです。このボトルがありがたかった~。よく冷えていて、あっというまに 500ml を飲み干します。思った以上に身体が水分を欲しているようです。油断しないで、とにかく給水、給水。そして給塩、給塩!!

70km を越えて、長い上り坂にさしかかり、コリントス運河を過ぎ、コリントス直前のエイドにさしかかったとき、併走していた境君がガードレールにもたれるようにして、立ち止まりました。どうやら、胃をやられたようです。30℃を超える暑さは、たとえペースを抑えていたとしても、彼の内臓に大ダメージを与えたようです。がんばれと声をかけて、とにかく先に進みます。

★コリントス 81km地点:7時間25分(18 位)

抑えたつもりが、予想以上に上位に食い込んでいます。去年より 5 分遅いのに、この順位。やはり暑さが厳しいのでしょうか。

ここで、今回の MY☆STAR サポーターの間庭さんが待機してくれてました。冷たいコーラとお水、それと、うれしいことに素麺が待っていました。休憩時間を決めて(約 3 分)ベンチに座ります。身体が固まらないうちにレース再開しようとしたときに、境君がエイドに入ってきました。ここまではまだまだレース序盤。がんばれ、境君。

■コリントス→ネメア

海岸線に別れを告げて、内陸部に入ります。ここからが、スパルタスロンらしい風景。そう、田舎道です。

小刻みなアップダウンのあるブドウ畑が延々と続きます。昨年はここでかなりペースダウンしましたが、今年は今までのペースを維持したいところ。暑さはどんどん厳しくなっていきます。ほとんど木陰がないので、水分をとりまくって、脱水だけは避けるようにしています。まだ余力はあるかな。

100km までは順調でしたが、105km を過ぎたあたりから、突如、身体がおかしくなってきました。エイドごとに太腿に水をかけていたのですが、その腿がだるくなってきて、持ち上がらなくなっています。それよりも、胃がおかしくなっています。コリントスからここまで、なにげに飛ばしすぎたかもしれません。優勝経験者のドイツのルーカスも、たしか、この前に、さーーっと追い抜いています。この調子だと、さすがにペース維持は厳しそう。

ペースを落としたり、いろいろしてみました。まったくダメです。胃に振動が伝わると、ムカムカっときます。思い切って、1 区間を捨てることにしました。歩いて、胃を休め、同時に筋肉を休めます。少しレース展開を間違えたかなと、反省します。

ここで、後続ランナーにぞくぞくと抜かれるかなと思いましたが、抜かれたのはルーカスだけでした。結局 1 区間の 3 分の 2 を完全に歩きましたが、おかげで少し回復しました。ゆっくり確かめるように走り出します。ネメア前の山越えの登りはさすがに歩きましたが、その後は普通に走れました。方角によっては、太陽が山に隠れるようになりました。だいぶ涼しくなってきました。かなり時間をロスしましたが、まだまだこれから。

ただ、ペースのコントロールができなくなっています。身体にやさしいペースでなら走り続けられますが、それからペースをアップまたはダウンさせるのが、かなりの苦痛です。後半になって、もっとゆっくり走らなければならないときに、このペースに身体がついていけなくなると、辛い展開になりそうです。

さて、ネメアに入る直前、ネメア遺跡付近で(まだ明るいんですよ)、見慣れた後ろ姿をとらえました。マツタケ君です。どうやら完全に歩いているようです(潰れたのは僕だけじゃなかった~)。その彼、ちらっと後ろを振り返って僕をとらえると、がんばって走り始めました。やはり、ランナーにとって大事なのは精神力だね~。結局、彼に追いついて、一緒にそのままネメア入りしました。下の写真は、追いついたときにマツタケ君が撮影したものです。

ネメア遺跡前


サポーター間庭さん、再び登場です。マツタケ君は脚が上がらなくなっているので、ここから歩いて完走を目指すそうです。完走を誓い合って、ネメアを出ました。ここでも素麺がおいしかったです。サンキュー、間庭さん。

★ネメア 124km:11時間50分(7位)

日本人 2 位らしいです。これにはびっくりしました。実力者の西村君(兵庫)や川村さん(福島)がてっきり先行しているものと思いました。自分の前の日本人は大滝さんのみ。

■ネメア→サンガス

ここから先は自分の好きな時間帯。すなわち夜間走行になります。去年はネメアからスイッチが入り、登り/下りに関係なく、ぶっ飛ばしました。今年は去年より若干遅れてネメア入りしたので、その分、辺りが薄暗くなっています。しばらくアップダウンが続きますが、このあとに未舗装路の区間が続きます。この区間を明るいうちに進むと非常に楽なので、へばらない程度にペースを上げます。

その未舗装路の区間、今年はかなり舗装されていました。拍子抜けです。月も満月から 2 日ほど経ったばかりで、十分な月明かりがあります。ライトがなくても大丈夫なくらいですが、念のため足下を照らしながらの走行です。

エイド 2 つか 3 つおきに、自分の順位を確認します。どうやら前のランナーとはどんどん差が開いているようです。僕もかなり良いペースできていると思うのですが、さすが世界トップクラスのランナーたちは、落ちる気配がありません(少し精神的にガクッときました)。正直、夜のうちに何人か拾って順位を上げていかないと、イーブンペースランナーの自分にはキツイのですが、しかたないです。我慢比べになってきました。

エイドでは子供も大人もランナーを歓迎してくれますが、それ以外では、コース上にほとんど家はありません。右斜め前方にハイウエイが通っていて、街灯が夜空に続くような絵本のような風景です。

リルケアを通過。まだまだ順位をキープ。

★リルケア 148.5km:14時間35分(7 位)

しばらく行くと、先行するランナーに追いつきました。ドイツのルーカスです。今年も背中にリュックを背負って、そこから給水しています。

ルーカスが「夜空がきれいだね」なんて話しかけてきました。なかなか詩人のようです。しばらく彼と併走しましたが、なにせ背中に水を背負っている彼は、小さなエイドをほとんど素通りです。自分がエイドに寄っている間に、あっという間に見えなくなってしまいました。

無理して追いかけるのはやめにして、マイペースで行きます。いよいよ、サンガス手前のつづら折り、なだらかな上り坂です。

そこで、とうとう脚が上がらなくなりました。胃もおかしくなっています。2 回目のウォークタイム。この時点では昨年より遅くなっています。昨年はサンガスを越えてから、ガクッとペースダウンしました。ここでペースを落としても、サンガス後にペースを戻すことができれば、昨年並みにはいけるはず。あわてないで、体力を回復させるために、半分歩くことにしました。サンガス目指して、えっさ、ほいさ。

葛折りから後ろを振り返っても、誰も近づいてくる気配はありません。もちろん、前方のルーカスは視野から消えています。完全な一人旅。

サンガスの麓に到着。昨年はここで、疲労から椅子に長い間座り込んでいるうちに、ルーカスに追いつかれてかわされました。今回は、すでにルーカスに先行されていますが、登りを歩いたおかげで、少し体力が戻りました。これから山道に入ります。また違う筋肉を使うので、心拍は上がりますが、走る筋肉は休めることができるはず。休憩もそこそこに、ロングタイツに履き替えて、麓をあとにしました。

サンガス山頂への道。それを麓から見上げると、幻想的です。点滅するライトの道。揺れる木立。これから進むべき道が、いくつにも折れ曲がりながら、夜空の鉄塔付近に収束していきます。あそこまで登るんだ。がんばれ~。

お休み区間とはいうものの、やはりかなりタフな登りです。足下がずりっと滑ると、踏ん張れなくなって、手をついたりします。曲がり角にくるたびに、頂上に近づいたことを確認しながら登ります。本当に、自分は山道の歩き方が下手だな~と思いました。下手は下手なりに、歩き続ければ、そのうち山頂に着きます。慌てないように。

やがて、頭上から人の声が聞こえました。自分を迎えてくれるエイドの人々の声。サンガスの山頂に到着です。下界を見下ろし、ここまで無事にこれたことに感謝します。コーヒーを飲んだら、さあ、出発。

2007スパルタスロン(その1)
今回も楽しい、そして苦しい旅になりました。
でも、終わってみれば、すべていい思い出。また、来年が楽しみです。

今日から何回かに分けて、大会のレポートをアップします。

もうすでにレポートをアップしている仲間もいるので、見比べてみるとおもしろいかもしれませんね。そうそう、岩本さんだけは、なぜかパソコンが旅行中(??)らしいので、更新できないとぼやいていました。岩本ファンのみなさん、もうしばらくお待ちください。

______________________

■柏出発

日本からは今回80名が参加するそうです。その中の1人、安藤さんは同じ柏市住民。待ち合わせて成田空港まで一緒に行きました。

安藤氏


山とバイクが好きな安藤さんは、今回がスパルタ初挑戦です。どん欲に情報を集め、ひたむきに練習していました。きっと完走してくれるはずです。航空便が違うので、成田のターミナルで分かれて、自分はフランクフルト行きののゲートに向かいました。

フランクフルトまでは福岡の池田さんと一緒です。彼は毎回安定した成績で上位に食い込みます。前半をきっちり抑えて、後半追い上げるそのパターンは、岩本さんをして、「最後にくるとしたら池田さんかな」と言わしめるほどです。

フランクフルトまでのANA便は、前の座席との間隔が狭く、非常に窮屈でした。普通に座っていても、膝が前のシートにぶつかるので、落ち着きません。約12時間のフライト中、何度も姿勢を直しました。機内ではワインと文庫本を堪能しました。あとは睡眠 zzz。

フランクフルトで池田さんと別れて、ここからは一人でルフトハンザ航空に乗り込みます。手荷物検査の列が長く、かなり時間をとられました。

ようやくアテネに着いたのは、26日午前1時ごろ。

荷物受け取り場所で、話しかけてきた外人さん。同じスパルタ参加者でした。残念ながら今回完走できず、来年会おうと言っても、言葉を濁していました。

アテネ空港にて


日本人も続々集結します。スイス航空、オランダ航空などがほぼ同じ時間帯に到着しています。大阪の坂梨さん、福井の松井さんがいます。MY☆STAR 仲間の石田君、西村君、良一さんもいました。アテネ空港で朝まで過ごしてから、宿泊先のホテルロンドンに向かいました。

■ホテルロンドン
西村君と良一さんは別のホテルになり、僕は石田君、さらに松下君、斉藤君と同室になりました。松下君と斉藤君は、高速ランナーです。100kmは7時間切り、7時間半切りです。おいおい、スピード違反だろう。レースでは彼らに引きずられないようにしないと、とんでもないことになります。

同室メンバー


さて、レースを2日後に控えて、部屋ではあまりやることがありません。買い物に出かけた以外は、部屋でゴロゴロ。

今回も、昨年と同様に強豪が揃っています。関家氏を除く歴代チャンプ(2000年以降)が勢揃いです。昨年優勝のスコットも出てるんですね。どんなレース展開になるか楽しみです。

アテネの気温をチェックすると、26日が27℃、27日が30℃、レース初日が33℃、2日目が36℃。みごとなビルドアップです。少し、げんなりしてきました。レース展開や装備を再考しようかな。

さて、食事はホテルの食堂でとります。3食とも無料のバイキングです。ランナーの胃袋はたいしたものです。一番たのしい時間ですかね。外人ランナーともいろいろ挨拶を交わしたりします。

ロンドンの食事


さて、いよいよレース前日になりました。

午前中に、エイドに置くスペシャルを用意し、早々にセッティング完了。あとはもうやることはありません。

午後に、ツアー組(オフィシャルホテルでなく、アクロポリス付近に宿泊している日本人ランナーの団体)も受付に来ました。また、MY☆STAR の心強いサポーターの間庭さんも登録のためにやってきました。

今年も MY☆STAR フラッグが準備されているようです。寄せ書きが一杯。ありがとうございます。これをはためかせながら、レオニダスに向かって駆け抜ける時間。それだけを楽しみに、苦しいレースを乗り切りたいと思います。さらに、日本残留組からのメッセージカードとお守りも手渡されました。ありがとう、みんな。絶対(たぶん)完走するからね

フラッグ


夕食は、ホテルロンドンでとると遅くなるので、外食です。
歩いて1kmほどのシーフードレストランで、海を長めながら軽めに。

レストラン


■アクロポリス

朝3時45分に起きて、準備開始。一旦チェックアウトするため、荷物を部屋から出して、ホテルに預けます。

6時頃、バスに乗り込み、30分ほどでパルテノン神殿のあるアクロポリスに到着です。ライトアップされているアクロポリスはいつ見てもいいですね。

ツアー組も到着し、関係者を含めると400名でごった返しています。そこかしこで記念撮影が行われ、スタートを待ちます。

スタート前のこの緊張感いいですね。今回は人数も多いので、後ろからゆっくりいくことにします。少し薄明るくなって、まもなく夜明け。やがてカウントダウンの声も聞こえないまま、いきなり号砲とともにスタートしました。

少し凸凹のある石畳を下っていきます。ここで転ばないようにしなければ。ゆっくり、ゆっくり。そんなことを思っているうちに、なんかもよおしてきました。まだ50mも進んでいないうちに、近くの茂みに入って小用です。あっというまに最後尾になりました。近くには岩本さんをはじめ、MY☆STAR も面々がずらり。みんな最初は抑えながらいくようです。

自分の今回の序盤の設定タイムは、40kmを3時間半、81km(コリントス)を昨年並みの7時間20~30分。あとは天候次第で、行けるところまで行きます。

ごみごみして、少し排気ガス臭いアテネの町中を駆け抜けます。先は長いけど、絶対完走するぞ~。


帰国しました
ギリシャから、本日夜、帰国しました。

アテネ → ウィーン → 北京 → 成田というフライトです。レースより疲れました。

レースの詳細は...

明日以降にします。今日はもう寝ますね。

そうそう、一言だけ、オーストリア航空は、なにげに細かいところがおしゃれで、レベル高かったです。
簡易報告
報告が遅れましたが、無事に完走できました。途中沈没した不本意な展開でしたが、なんとか30時間切りだけは達成です。暑かった~。

詳細は帰国後に。では~。